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連絡先
大学職員
 「人間ネットワーク」
 事務局 下山 貴宏
 (大阪樟蔭女子大学)
 〒577-8550
 大阪府東大阪市菱屋西4-2-26

  
投稿者 : admin 投稿日時: 2015-01-11 (4426 ヒット)
【人間ネットワーク】

大学の使命第6弾『わたしたち職員が“育つ”学びとは』

 第33回大学職員人間ネットワークは、椙山女学園大学を会場に「大学の使命第6弾 『わたしたち職員が“育つ”学びとは』」を全体テーマとして開催されました。全国からの42名の参加者で、キャンパスツアー、基調講演、グループディスカッション、情報交換会の時間を通して、年々多様化する大学職員の業務の礎となる学びを伸ばすためのキャリアについてともに考える時間を持ちました。

◎キャンパスツアーの様子









会場校挨拶 椙山女学園
小林事務局長



■基調講演:キャリア成長に求められる学びの自己実現
  名城大学大学院 大学・学校づくり研究科長 池田輝政先生



 今回は『わたしたち職員が“育つ”学びとは』を研修のテーマとして、基調講演の講師に名城大学人間学部人間学科教授、大学院 大学・学校づくり研究科長の池田輝政先生に、「キャリア成長に求められる学びの自己実現」という演題でご講演をいただきました。
 池田先生は、今回の研修の目的に合致したテーマとして、“キャリア成長”・“自己実現”をキーワードにお話を進めてくださいました。
 前提として、“学び”と“キャリア成長”ということを考えるためには、“思考”の原点が大切であると示され、そのためには『理論的に正確なものを原点におく。』とご説明頂きました。
 本題では、まず“自己実現”についてMaslowの5段階理論についてご説明頂きました。Maslow の“欲求理論(よっきゅうりろん)とは、人間が健全に生きるための欲求を、「\戸的欲求(Physiological needs)、安全の欲求(Safety needs)、5属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)、ぞ鞠А並砂邸砲陵澣瓠Esteem)、ゼ己実現の欲求(Self-actualization)」の5段階の階層で体系化したものです。
 このお話の中で、『欠乏を充たす欲求を繰り返す(経験)ことで、バランスコントロールができるようになる。』とご説明頂き、児童期でセルフコントロールができないと、20代〜30代で苦労することになること、それから、人間が絶えず成長しようとする生き物であるのは、自己実現の欲求に根源があることも解説いただきました。
 また「人間のキャリア成長(ライフとワーク)全体像を体系化」した、Donald E. Superの「Rainbow理論」についても触れ、『人は、ライフスパン(Life Span)によって役割が異なる。』ことを説明のうえ、「ライフステージで節目となる個人の役割と選択のダイナミックス」を解説される中で、本日のキーワードへの提言でもある『自分で決めないと成長はない。』とお話してくださいました。
 次に、“キャリア成長”のお話しに移り、先ほどの“自分で決める”ことに関して「選択に影響を与えるキャリア・アンカー(自己像の要素)の可視化」についてご説明頂きました。
 自己像の一部としてのキャリア・アンカーとは、アメリカの組織心理学者Edgar Henry Schein によって提唱された概念で、“自らのキャリアを選択する際に、最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観であり、自己実現欲求につながる錨のようなものであり、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののこと”です。
 池田先生は、キャリア・アンカー(自己像)を「とくに確立期(22〜35歳)における、キャリア選択を促進・抑制する自己概念」として、Scheinによるキャリア・アンカーの8分類を「,修瞭擦暴┐任襦糞蚕囘・機能的能力)、⊃佑閥働する経営管理の仕事(管理能力)、自律と熱意を必要とする仕事(創造性)、だ験茲琉堕蠅鳩兮垣(安全性 - 安定的)、テ販して新たな仕事をする(自律と独立)、η塾呂鮴犬して人の役に立つ(奉仕・社会献身)、Э佑里笋蕕覆い海箸膨戦(純粋な挑戦)、┿纏と生活の両立(ワーク・ライフバランス)」とご説明くださいました。
 この説明の中で、“自己成長”とは“悪い環境でも自ら作り変える”ことと例示され、『環境は与えられたものと考え、変えることが出来ないと思うと成長しない。逆にその環境を変えることが成長である。』とお話しくださいました。
 ご自身の経験と実績をモデルとして、キャリア成長について具体的にライフキャリア分析表を基に自己分析もご紹介いただきながら、「個性とは、自らの強みを発見し打ち出すこと」・「強みと弱みのメリハリをつけること」とお示し頂き、研究者としての自己のキャリア・アンカー(自己像)についてもお話しいただきました。
そして、大学という組織においての自己実現に関して、教職協働の難しさを「経営と教育の乖離」と表現されつつ、『外的要因(組織・仕事・仲間)に対峙することで、内的要因(自己像)の成長を促す。』と説明されました。“外的要因”を乗り越えてこそ、自己実現へ向かうことができるとのお話しをいただきました。
 基調講演の結びに、『キャリア成長に生かす、あるいはそれと効果的にリンクさせるには、自己実現の学びをどのように設計・開発し、振返りをしていけばよいのでしょうか。』という問題提議のうえ、一旦ご講演を終えられました。



■グループディスカッション:キャリア成長に生かす学びとは

  


 池田先生の講演を受けて、グループディスカッションをしました。5名ずつのグループに分かれて、「キャリア成長に生かす、自己実現の学びをどのように設計・開発し振り返りしていけばよいか」というテーマで、職位や大学の垣根を超えて、日頃大学人として考える学びや今後のキャリアについて話し合いました。その後全員がそれぞれのキャリアについて書きだした紙を掲示して皆で情報共有すると、感心の声や和やかな笑い声が湧き上がり、新たな自身の学びの発見にしていました。

          


■総括:「キャリアについて」池田先生より

 池田先生は参加者のグループディスカッションへも、アドバイスや質疑に応じていただきましたが、最後の総括の時に、次のようなお話しをされました。
 自己像である“本当の自分”を「(これまでのキャリア成長)÷私=本当の自分」という公式で説明され、『Being(何者であるか)⇒Doing(何者になるのか)を繰り返すことと、<何者であるか>と<何者になるのか>に対して外的要因である“支援”が加わり、キャリア成長する“本当の自分”の成長がある。』とご説明くださいました。
 最後にキャリア成長に不可欠な視点として、トヨタのカイゼン方式の源流とも言われるFrederick Winslow Taylor(テイラー)の「科学的管理法の原理」の4つの指摘から、「,犬に観察する、提案する変更は必ず実験する、従業員もマネージャーも、共に頻繁に実験すべし、ぅ泪諭璽献磧爾魯魁璽舛任△蝓⊆ら問題解決をしてはならない」についてご説明いただきました。つまり成長過程の学び方として、学習者(学生・部下)は問題・課題の原因を調べ(観察)て仮説を立てる。次にその仮説を変更する場合も必ず検証(実験)を行う。そして学習者とともに指導者(教員・上司)も検証を行うが、指導者はコーチング理論に基づき、必ず学習者が自ら問題解決できるように導くことで成長を促すものであることを今回のテーマの結びとしてお話しいただき、池田先生からの講演と総括が終わりました。

 先生のお話しは、大変興味深く、今回のテーマである『わたしたち職員が“育つ”学びとは』に関して、“自己探求”・“自己省察”について、改めて考える機会を得ることができました。また、今回のお話しからも、組織としてチームで働くためには、他者への共感的理解が必要ですが、そのためにも”自分を知る”(自己像)が重要だということ、他者を尊敬し、結果自尊できれば、そのことが自己実現へのアプローチであると、再認識させていただきました。




■オプショナルツアー:国宝犬山城を目指して 〜ユキニモマケズ〜

 翌日は、オプショナルツアーとして国宝『犬山城』散策に出かけました。犬山遊園駅に着くころには雪が舞い始め、雪が降りしきる中を犬山城へ。登城後は、犬山城の東にある「有楽苑(うらくえん)」を訪れ、国宝茶室如庵、重要文化財旧正伝院書院、庭園を見学。城下町の散策など歴史・文化を堪能しました。
  昼食は、郷土料理の「とうふ田楽と菜飯」に舌鼓を打ち、佛教大学の水谷氏によるアクティブラーニングの実践演習を参加者全員で体験するなど、会員相互の親睦を深める時間を持ちました。
 6月の京都大会での再会を約束して、「イエ〜イ!!」の掛け声で乾杯を行い、帰路につきました。








 次回、第34回大会は6月に京都で開催の予定です。たくさんの方々との出会いを、楽しみにしております。


投稿者 : admin 投稿日時: 2014-11-04 (3769 ヒット)
【人間ネットワーク】

 平素は、本会の運営に対しましてご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 今般、下記のとおり第33回大会及び総会を開催することが決定いたしましたので、お知らせいたします。



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○ 開 催 日 程 : 2014年12月13日(土)、12月14日(日)
             ※12月14日はオプショナルツアーを予定しています。

○ 会    場 : 椙山女学園大学
             名古屋市千種区星が丘元町17番3号
             http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html

○ スケジュール:  第33回人間ネットワーク開催要項 (PDFファイル 511KB)

○ 研修テーマ : 『大学の使命 第6弾』
             『わたしたち職員が“育つ”学びとは』


○ 基 調 講 演 :  「キャリア成長に求められる学びの自己実現」
               池田 輝政 氏
                 名城大学大学院 大学・学校づくり研究科長


○ 参 加 申 込 : 
   ※受付は終了いたしました。なお今後の変更、追加等につきましては、
    直接takeyama(a)chikushi-u.ac.jp(竹山優子)までメールをお願いいたします。



○ 参 加 費 :
    ■研修会 :
     会  員         無料
     一般参加(会員以外) 1,500円
    ■情報交換会 :
      会員、一般共     4,000円


■□【会員の皆様へ】□■
 当日は、本年度総会を11時30分より開催いたします。
 「申し込みフォーム」にて総会のご出欠をお知らせください。


 なお、ご欠席の方は、定期総会の議事委任について、以下のフォームもご登録ください。

  こちらのフォームよりご登録ください。

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投稿者 : admin 投稿日時: 2014-08-01 (3030 ヒット)
【人間ネットワーク】

大学の使命第5弾『職員があらためて知ること・問うこと』





≪初の国立大学会場開催≫

 今回の人間ネットワークは、平成26年6月28日、九州大学大橋キャンパスを会場に、大学の使命第5弾『職員があらためて知ること・問うこと』をテーマに開催し、キャンパスツアー・講演・グループ討議・情報交換を行いました。昨年度本会が、大学職員人間ネットワークと改称して初の国立大学での開催でした。当日の参加者は、私立大学職員、国立大学法人職員他合わせて64名で、会場内が熱気に包まれる研修会となりました。


 この記念すべき大会を会場校の九州大学芸術工学部との共催とし、キャンパスツアーでは、世界的な研究に使用されている施設や装置を見学しました。学部長はじめ教授陣が直接紹介してくださった施設等は、次のようなものでした。 峇超適応実験施設」:ヒトの環境適応能を詳細に検討することにより、健康で快適な生活環境や製品のあるべき条件を明らかにすることを目的とした世界最大規模の実験施設、◆屮妊献織觜房」(総合研究棟):世界でも十数台しか稼働していない人体計測用の大型立体形状デジタル記録装置やモーションキャプチャ装置を設置した実験施設、2散狙澤彝慍兵存鎧楡漾日本で唯一「音響」の専門教育を行っている高等教育機関の実験室(無響室、音響樽)などです。教員や学生スタッフの説明を受けながら、実際に装置を動かして体験することができ、世界トップレベルで行われている研究活動の一端を肌で感じることができました。

 その後は、九州大学芸術工学部長 安河内 朗先生による「国立大学唯一の芸術工学部へようこそ!」という講演が行われ、一般的にはあまり馴染みのない「芸術工学」が目指していることについて教えていただきました。人の生活と密接に関わっているデザイン(設計)と、それを支える様々な専門的学問分野との融合によって、現代社会や人の生活が成り立っていることを学ぶことが出来ました。飛躍的に発展し、便利になり続ける私たちの生活環境の基礎は、こうした多くの専門的な学問分野や、それを修めた多様な人材から生まれていくことが分かり、「人間にとっての本当の快適さとは、本当の幸せとは、いったい何なのか」というようなことを、あらためて考える良い機会となりました。




■基調講演:――何だ!シリーズ――『改めて問う、“アウトカム”って何だ!』

九州共立大学教授・経済学部長 船戸高樹先生

 タイトルを『改めて問う、“アウトカム”って何だ!』とし、いま注目を集めている「ラーニング・アウトカム」について、大学マーケティング研究の先駆者である船戸先生にお越しいただき、ご講演を頂戴しました。船戸先生には、ラーニング・アウトカム設定の必要性と効果について、ラーニング・アウトカムの定義から説き起こし、達成状況計測の手法からそれに関わる大学職員の役割に至るまでの非常に濃い内容を約90分間に詰め込んでお話しをしていただきました。
 先生は、カリキュラム・マップ、ルーブリック、アクティブラーニング、GPAなどのカタカナ語の氾濫を取り上げ、アメリカの大学がどういう社会的背景を持ち課題があって使われているのかを理解しないままコトバだけを輸入し右往左往している大学教育の現状を、『大学は今、霧の中』と表現。迷路に入ってしまった大学人に今必要なのは“プロスペクト”、すなわち一歩立ち戻って展望することである、と示唆し、この講演の導入とされました。
 次いで、『大学教育とは何か?』、『大学生の質の低下とは何か?』という疑問を糸口に、“マーケットの変化を見逃さない”、“変化した学生に応じた教育を見つける”といった視座から、まずは大学教育の今日的意義・目的を確立することが重要で、とりわけ大学の環境は一様ではないのだから各大学は自らの環境を認識し、独自のミッション・教育内容を確立すべきだと論じられました。

 ラーニング・アウトカムについては、Connecticut大学やTulane大学での実際の取組みの紹介を下敷きに、「大学のミッションを受けて、学生が在学中に身につけることが期待される知識、能力、スキルなどを明示したもの」であると定義し、“大学の数だけアウトカムがある”とされ、さらに、ラーニング・アセスメントの手法の構築の必要性、ラーニング・アウトカム設定の必要性について論じられました。
 最後に、ここまで論じたラーニング・アウトカムに大学職員がいかに関わるかについて、大学職員の役割はアウトカムの確立とリサーチによる戦略確立にあることを示唆されました。
 まとめとして、GPA、カリキュラム・マップ、ルーブリックといった制度や手法はそれ自体が目的ではなくアウトカムを達成するために構成するパーツであること、アウトカムの確立はマーケティング戦略そのものであり、そのための第一歩は徹底したリサーチであることを改めて強調して講演を締められました。
 『マーケットは立ち止まらない。変化を見逃すな。』、『どんなに歴史と伝統がある大学も、過去にはすがれない。未来を切り開くのは、今を生きている者の使命だ。』というメッセージが心に残りました。 


■グループディスカッション:「正解」や「結論」を求めず、活発な意見の交換を!

 基調講演終了後、本会副会長 村山孝道(京都文教大学)からグループディスカッションの方法の説明がなされ、別会場に移ってディスカッションが行われました。
 10の班に分かれた参加者はアウトカムをキーワードに「高等教育の今日的意義を達成するために、大学職員はどうあるべきか」というテーマで各大学、各人の取組や経験を語り、また、意見を交わしました。

 再び全体で集まり、各グループの代表による「1分間ダイジェスト発表」で、リズミカルに全班の情報を共有できました。ある班では、自身の職員としてのアウトカムはしっかり成果につながっているのかを、改めて考える時間となったと発表。また、船戸氏の講演を受けて、退学率という数字だけにとらわれるのではなく、ひとりひとりの学生の生き方にどう、大学が寄り添えるかということの議論になったという班もありました。大学のミッションそして、それに基づくラーニング・アウトカムを、入学前から学生や社会に提示することが大切という意見も発表されました。
 最後に、船戸先生よる総括の中で、「各グループの発表はどれも”正解”である。もう議論は熟した。次はアクティビティだ!」と、具体的な行動へと促される激励の言葉を頂き、終了となりました。


■情報交換会およびオプショナルツアー:人と人とのつながりが全ての基本
 

 夕刻からは場所を福岡市内へ移して、本会の真髄でもある人のつながりをより、広げ深める時間。ネットワークづくりの大切な時間です。全国から集った参加者同士、友好を深めました。本会設立当初からの会員も、今回初参加の方も、一緒になって肩を並べあって語らいました。途中で、地区別での恒例の自己紹介や、名物争奪戦のじゃんけん大会を挟み、最後は本会ならではの「五本締め」で、声高らかに一つになって一次会を終えました。予報で心配されていた雨も全く心配なく、その後も遅くまでずっと一緒に集い博多の夜を満喫しました。


        


 翌日は太宰府へのオプショナルツアーに出かけました。この日はたまたま西鉄電車の観光列車「旅人」が運行開始100日目。記念行事などにも見送られて、道中から「古(いにしへ)の都」の歴史を満喫しました。太宰府天満宮、竈戸神社、九州国立博物館……。それぞれに歴史を堪能した後は、天満宮近くで、お昼の宴を持ちました。
 貸し切りバスに揺られながら名残り惜しさをかみしめつつ、次回秋の東海大会での再会を約束して、それぞれ帰路につきました。

                




≪その他 アンケートより≫

 今大会ではアンケートを実施し、参加者の意見をまとめました。その中からほんの一部ですが、参加者の意見を以下に紹介いたします。
  ・九州大学芸術工学部の最新の技術、普段見ることがない施設に圧倒されました。
  ・学生、担当教員からのキャンパスツアーの説明が大変印象深かった。
  ・ラーニングアウトカムについて、今回よく理解できました。
  ・自分の仕事に対する意識が変わった。
  ・大学によって求めるもの、求められているものが異なる。自大学の環境を考えるいい機会になった。
  ・アメリカの動向も含め、大学の特色を生かしたアウトカムを目指せばいいと説いていただいた。
  ・グループディスカッションが少人数で気軽に話せてアッという間だった。
  ・学生に対する職員の関わり方など、意見交換ができました。
  ・大学内の組織の現状は、どこも同じ悩みを抱えている。
  ・若手の新鮮な意見を聞いて、原点に戻れました。
  ・リサーチ、分析、経営戦略につなげることが出来る能力を職員が持つこと、その為に人材開発の仕組みづくりを考えたい。
  ・教員も職員も本質は、大学人であると再認識しました。
  ・このようなネットワークの存在は貴重。初参加でしたが、刺激的、そして感心。

多くの参加者が、新たな気づきと新たな目標を持つことが出来たようです。次回もより多くの皆様のご参加をお待ちしております。

次回、秋の大会は東海において開催されます。

    


投稿者 : admin 投稿日時: 2014-05-15 (3953 ヒット)
【人間ネットワーク】

 平素は、本会の運営に対しましてご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 今般、第32回大学職員人間ネットワークを九州大学芸術工学部との共催により、以下のとおり実施いたします。
本会初の国立大学での開催です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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第32回人間ネットワーク【6/28福岡】(九州大学芸術工学部共催)のお知らせ


≪開催要項≫ 詳細はこちらの第32回開催要項をご覧ください。

≪開催概略≫

○開催テーマ  「大学の使命第5弾」 『職員があらためて知ること・問うこと』

○開 催 日 時 平成26(2014)年6月28日(土)11:00〜17:00 終了後情報交換会

○場   所   九州大学大橋キャンパス (福岡市南区塩原4丁目9-1)
            https://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ohashi/ohashi.html

○受   付   11:00〜 5号館2階525講義室

○参 加 費  研修会(会員:無料 一般:1,500円)
          情報交換会(会員/一般:4,000円)
            ※参加費は当日受付でお支払ください。
            ※会場予約の都合上、情報交換会2次会についても出欠をお尋ねいたします。

○研 修 内 容  キャンパスツアー、会場校講演、基調講演、グループディスカッション等

○基 調 講 演  船戸高樹 氏 (九州共立大学経済学部長)
            「あらためて問う “アウトカム”ってなんだ?(仮)」



≪申込み締切≫平成26年6月13日(金)まで
          ※受付は終了いたしました。なお今後の変更、追加等につきましては、
           直接takeyama(a)chikushi-u.ac.jp(竹山優子)までメールをお願いいたします。


投稿者 : admin 投稿日時: 2014-03-31 (3796 ヒット)
【人間ネットワーク】

第31回大学職員人間ネットワークは、国士舘大学世田谷キャンパスを会場に、「大学の使命第4弾 行動する大学職員〜職員が学生にできること〜」を全体テーマとして開催されました。第30回に引き続き「大学職員道」に則った大学職員のあり方を自律的に考えることを中核として、基調講演につづいて「ワールドカフェ」を行いました。参加者は、北は新潟から南は福岡まで、全国から42名の参加がありました。

全体テーマ
 大学の使命 第4弾 『行動する大学職員 〜職員が学生にできること〜』


■第一部 基調講演
  「落ちこぼれ大学職員」
  下 村  誠 氏  学校法人国士舘理事長室広報課長
                   国士舘理事長室100周年記念事業推進課長
                   国士舘大学21世紀亜細亜学部非常勤講師


 1990年初頭18才人口がピークを迎える時期の「広報戦略」と、その手段として実施した、学生の夢を実現する「夢企画」。そしてこの企画から生まれた「学生ボランティア団体」の活動について経緯を詳細に解説いただきました。「バブル時代」であったことから、華やかで派手な広報ということになるのですが、そこにはしっかりとしたコンセプトがあり、リスク分析がなされておりました。
 夢企画で実施した「ラオス小学校建設活動」から始まったボランティア活動について、参加する学生の動機として、〕他型 交換型 E蟷餬拭´ぞ暖餬拭´ゾ鞠Х燭箸△訝罅↓きイ多いことが紹介されました。また、活動を通じて学生たちが得ているものは、(1)感謝されることの喜び (2)真剣に語り合える仲間 (3)チームで活動をやり遂げる達成感 (4)社会が抱える課題の認識 (5)社会の様々な分野の人と接する中でのキャリア形成と捉えていますが、各項目を通じ一様に満足度が高く、学生にとってメリットの大きい活動であることを示しておりました。

今回の講演を伺い、何より「やり遂げようとする職員の強い熱意」を感じました。この熱意を持ち続けることこそ、最も、重要なことなのかも知れません。


≪ワールドカフェ≫ 学生の元気な大学とは!?
 講演に続いて、「学生の元気な大学とは」という題目で、若手企画委員8名によりワールドカフェが開催されました。
 「ワールドカフェ」とは、文字通り共通のトピックスについて各々のテーブルでリラックスした雰囲気で対話を行い、テーブルを順次移動するなかで対話の中で出たアイデアを模造紙に自由に書き出し、終了後に情報を共有することで参加者全員と話したような一体感を味わえるワークショップです。
    

 当日は、企画委員が各テーブルのファシリテータに入り、以下の手順で進行しました。
   .薀Ε鵐稗院擅隠喫間】
    「学生の元気な大学」について対話を進める。
    

   ▲薀Ε鵐稗押擅隠喫間】
    ・各テーブルの「企画者」と「カフェオーナー」以外は別のテーブルに移動して、新しいグループを作る。
    ・「カフェオーナー」は、新しいメンバーに自分のテーブルで話された内容を共有する。
   ラウンド3【15分間】
    ・全員が、最初のテーブルへ戻る。
    ・別のテーブルで得られた気づきや理解を統合し、探求を深める。
   ぅ薀Ε鵐表了後
    ・ワールドカフェで得られた気づきや理解を、「キーワード」としてポストイットに書き出す。

        


 職位等関係なく、対等な立場でアイデアを交換するというコンセプトのもと、活発かつ和やかに対話が行われました。

    


 提示されたアイデアとしては、「職員の元気な大学は学生も元気である。」「学生・教員・職員のコミュニケーション」、「地道な挨拶」、「元気な学生を増やす仕掛け創り」等がありました。
 インプットされた講演の内容をブラッシュアップするとともに、大学職員として信念の軸におくべき「学生の元気な大学とは」という解の無いテーマについて、他己のアイデアと融合されることにより、更に深い視座を手に入れる貴重な機会になりました。

    若手有志企画委員主催
       牧  裕也 国士舘大学 コーディネータ
       谷山 博之 玉川大学
       鎌田 雅子 明星大学 1班ファシリテータ
       石川 悦嗣 明星大学 2班ファシリテータ
       山口  崇 東邦大学 3班ファシリテータ
       杉田 美調 大正大学 4班ファシリテータ
       平野 優貴 法政大学 5班ファシリテータ
       光武 晋一 明星大学 6班ファシリテータ




■第二部 情報交換会
 ワールドカフェの余韻の残る中、国士舘大学スカイラウンジへと移動し、情報交換会が行われました。奈良原関東部会長の乾杯の発声の後、各々が今後の人的ネットワークを構築すべく様々な情報を交換いたしました。
 眺望良好なこのような所をご提供いただきました国士舘大学の皆様には厚く御礼申し上げます。
 また、若手職員を中心とした企画委員の方々におかれましても、事前準備含め大変お疲れ様でした。併せて御礼申し上げます。

    


■オプション情報交換会

 恒例となっておりますオプション情報交換会として、翌12月15日(日)には、横浜名所ツアーとして2コース!関東部会の方々を中心に用意させていただきました。

   コース1:横浜名所めぐり(みなとみらい地区、山下公園 他)
   コース2:谷山博之さん結婚式参列(横浜マリンタワー)
         ※谷山さんにはご結婚を翌日に控えられているにも係らず、準備等大変ご尽力いただきました。ご結婚おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます!

 お昼には中華街に集合し、尽きることの無い情報交換をし、次回九州での再会を約束して全行程を終了いたしました。今回も多くの気づきを与えていただきました皆さまには本当に感謝しております。

 国士舘大学の皆様、若手企画委員の方々、関東部会の方々、執行部の皆様、そしてご参加いただきました皆さま、大変お疲れ様でした!
是非また九州にてお会いいたしましょう!


投稿者 : admin 投稿日時: 2013-11-21 (2807 ヒット)
【人間ネットワーク】

 平素は、本会の運営に対しましてご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 今般、下記のとおり第31回大会及び総会を開催することが決定いたしましたので、お知らせいたします。



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○ 開 催 日 程 : 2013年12月14日(土)、12月15日(日)
             ※12月15日はオプショナルツアーを予定しています。

○ 会    場 : 国士舘大学世田谷キャンパス
             東京都世田谷区世田谷4−28−1
             
             http://www.kokushikan.ac.jp/access/setagaya.html


○ スケジュール:  第31回人間ネットワーク開催要項 (PDFファイル 443KB)

○ 研修テーマ : 『大学の使命 第4弾』
             『行動する大学職員 〜職員が学生にできること〜』


○ 基 調 講 演 :  「落ちこぼれ大学職員 」
               下村 誠 氏
                 学校法人国士舘理事長室広報課長
                 国士舘理事長室100周年記念事業推進課長
                 国士舘大学21世紀アジア学部非常勤講師

※基調講演終了後、テーマを「学生の元気な大学とは」に拡大してワールドカフェ方式による、
 所属部署、立場、組織の垣根を越えてオープンな話し合いをいたします。そこで発想が膨ら
 み、創造性が発揮される議論の中から様々な「気づき」を得ていただき、参加者全員が成果
 を持ち帰って実行に移せる、そんな期待をいたしたいと思います。

○ 参 加 申 込 : 
   こちらのフォームよりお申し込みください。

○ 参 加 費 :
    ■研修会 :
     会  員         無料
     一般参加(会員以外) 1,500円
    ■情報交換会 :
      会員、一般共     4,000円


■□【会員の皆様へ】□■
 当日は、本年度総会を13時00分より開催いたします。
 「申し込みフォーム」にて総会のご出欠をお知らせください。

 なお、ご欠席の方は、定期総会の議事委任について、以下のフォームもご登録ください。

   こちらのフォームよりご登録ください。

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投稿者 : admin 投稿日時: 2013-11-15 (2752 ヒット)
【人間ネットワーク】

第30回大学職員人間ネットワークは、追手門学院大阪城スクエアを会場に、「大学の使命」をテーマとして開催されました。29回に引き続き「大学職員道」に則った大学職員のあり方を自律的に考えることに焦点を絞り、貴重講演・班別討議での形式で研修会を行いました。
会場校を代表して追手門学院大学学長 坂井東洋男先生のご挨拶から開会し、大学職員が学ぶ姿勢こそ、学生の自主的な意欲の引き出しにいい影響を及ぼすと当会へのエールをいただきました。

■基調講演:川嶋太津夫氏(神戸大学 大学教育推進機構教)
  「あれから20年、これから20年 −大学教育改革と職員の役割−」


 第一部は、神戸大学の川嶋太津夫先生による基調講演から、関川副会長の進行で始まりました。(以下は講演の概要)

**********************< 概 要 >**********************

 1991年大綱化以降の大学を取り巻く答申の資料を追うと、実は昨年8月の答申も20年前の答申も同じ問題を提起し、同じ解決案を出していることが分かる。つまり大学をめぐる問題は同じことを繰り返しており、わが国がユニバーサル化に対応できていないことが言える。
 いまや幼稚園と同じ割合で大学生になる進学率であるが、大学の中にはエリート段階〜ユニバーサル段階の学生が混在している形となっている。それは東大内でもいえることであるように、どの大学内でも生じている状況である。今後も大学が学士力を保証してその知識や能力を証明するには、大学はその使命、学生の学習を生み出すことへのシフトを遂げなければならない。これまでの研究組織や教育組織から、学習組織への転換「学習パラダイムシフト」へ、1.大学の使命と目的 2.成功の基準、3.教育と学習の構造、4.学習理論、5.役割の定義 などの面から、視点の転換が必要である。しかしながら学生の学習成果をあげるための大学改革の成功には課題が山積の現状がある。(これらの課題克服への手がかりとして、3つのExerciseを通して、われわれ教職員の本務校や日常の考えなどを基に話を進められた。)

(Exercise1)大学改革にはどのようなもの、また、着手してどのくらいか.
⇒「新学部・新学科の設置」「組織、センター化」「新しく教職員の雇用」これらの事例が出されたが、果たしてどれだけの成功がなされたかは疑問である。
(Exercise2)職・人の配置の問題は何か.
⇒間接部門部署に人が多く配置されたり、ガバナンスがしっかりしていない。また、SDが一体化していないなどの統一したスタッフ養成がなされないということがあげられる。そのためにもたとえば、教職員合同形式の研修も必要ではないか。
(Exercise3)学生・教員・職員の課題は何か
⇒学生は自主性がないことが授業にも授業外学生生活にも顕れ、教員は授業を自身の所有物と捕らえられていることもある。職員は、学生の変化に敏感になり、学生が主体的に学ぶための職員のあり方を考える必要がある。

 学生の変化・実態を経年的にみると学習時間の低下、興味あることよりも“楽勝”単位科目への選好、保護者への依存など、自律性の欠如が目立つ。一方社会から大学での学びの要請としては、学生自らの「質問する力」の涵養といわれている。ジェネリックスキルは大学教育と社会とのギャップを解決する万能薬ではない。これらから具体的に大学に望まれる講義形態は「プロジェクト型の学習経験」で「コミュニケーション能力を養う」ものといえる。なにを「教える」から、学生が「なにを学んだか、出来るようになったか」を中心に、われわれ大学はその使命の基本に戻る再認識が必要である。

**********************< 以 上 >**********************


 講演を聴き、われわれ大学職員は学生の学習・学習成果にどう関わっていけばいいかを考える機会に恵まれました。これまでの20年に及ぶ改革が必ずしも成功しているとはいえない理由はなぜなのか、今後は教室内だけではなく、教室外での学生すべての活動についてわれわれ大学人は学習者(=学生)中心の大学教育に注視していく必要があると認識しました。最後に、「これまでは学生は助手席の客ととらえられていたがこれからは、学生自身が運転手となり、われわれ教職員は運転手がきちんと運転できるように、学生生活のすべてを使ってたくさんの経験をさせられる、『経験のデザイナーとなる存在』となってほしい」と締めくくられた川嶋先生の言葉が、印象深く残りました。




■グループ討議 「学生の主体的に学ぶ意欲を引き出すために、大学職員道はどうあるべきか」


 つづくグループ討議では、川嶋先生の基調講演を受け3つの小テーマに絞り、大学職員道がどうあるべきかを討議し、それぞれの日ごろの現場経験から意見が交わされました。
テーマ「学生の主体的に学ぶ意欲を引き出すために、大学職員道はどうあるべきか」
  1. ガバナンスの面でのあり方
  2. 組織風土の面でのあり方
  3. 職員人材育成の面でのあり方
 グループ討議の後は、班の発表を通して情報共有しました。


 第一部の最後に副会長の竹山より統括がありました。川嶋先生の言葉を借りると、教育の成果が公道(社会)を運転するということであればわれわれは、教育を施した卒業生の助手席に乗ったときに安心して助手席でドライブを楽しめる、そういう学生支援をしましょうと纏めがあり、第一部の閉会となりました。




■情報交換会、オプショナルツアー:新しい歩みの開始


 第二部の情報交換会では、斎藤顧問の乾杯に始まり、水谷理事長の挨拶が続きました。途中で研修会に先立ち投票が行われた当会の名称変更についての結果発表がされると、「大学職員人間ネットワーク」 という新しい名としての幕開けを、全国から集った仲間とともに祝い、日ごろ抱えている疑問や課題を共有する有意義な時間が深まり、すべての参加者による自己紹介で盛り上がりました。最後は鈴木副理事長による人間ネットワーク恒例5本締めによって中締めとなりました。翌日のオプショナルツアーでもまた人とのつながりの醍醐味をあじわい、水陸両用バスでめぐる大阪の街を楽しみながら明日からの力を充電しました。名残惜しく大阪駅で解散となるぎりぎりまで、今回もまた、人とのつながりの強みを感じる時間となりました。
        

    


 会場校の追手門学院大学の皆様をはじめ、京都・大阪部会の皆様には大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。次回は国士舘大学で実施します。東京の地でまたたくさんの仲間との再会や新たな出会いを楽しみにしております。


投稿者 : admin 投稿日時: 2013-06-29 (2776 ヒット)
【人間ネットワーク】

 平成25年、私立大学職員『人間ネットワーク』(以下“旧本会”)は大学職員『人間ネットワーク』(以下“本会”)と
その名を変えて、新しく歩み出すこととなりました。
 旧本会は、平成10年に“大学職員の仲間作り”の会として私立大学の事務職員10名の有志によって設立された会でした。
そこから早や15年の歳月が流れ、現在100名を超える私立大学の職員で構成される会に発展いたしました。
 設立趣旨に掲げた理念は揺るぐことなく今日に至っておりますが、時代の波は設立時の大学界の構図を塗り替えるだけ
でなく、大学人全体の意識をも塗り替えました。
 旧本会においては、国公立の方々とは組織構成上・運営上などの違いから問題意識の共有が難しいのではないかという
先入観も働き、“私立”というカテゴリーを大切にしてきましたが、過去には国公立大学教職員の参加もあり、実態としてそぐ
わなくなってきたというのも事実です。このような状況に鑑み、国公立・私立の枠を超えた「大学人」としてより多くの仲間と出
会い、語り合うべきだとの考えに至り、この度、名称の変更を行うことを決断いたしました。
 これから本会は、国公立の大学の方も含め大学職員一人一人の自己啓発を促すとともに、この国の高等教育の明日のた
めに、大学界に押し寄せる諸問題に向き合っていく支えとなる「人と人とのつながり」を大切にするという理念の更なる拡充に
努めていきます。
 『鯛も独りは旨からず』 出会い、そして共に味わうために!


 


                                               平成25年6月29日  
                                                大学職員『人間ネットワーク』


投稿者 : admin 投稿日時: 2013-05-20 (2604 ヒット)
【人間ネットワーク】

 平素は、本会の運営に対しましてご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 今般、下記のとおり第30回大会を開催することが決定いたしましたので、お知らせいたします。


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○ 開 催 日 程 : 2013年6月29日(土)、6月30日(日)
             ※6月30日はオプショナルツアーを予定しています。

○ 会    場 : 追手門学院大阪城スクエア
             大阪市中央区大手前1−3−20
             (追手門学院大手前中・高等学校本館6階)
             http://www.otemon-osakajo.jp/outline/index.html

○ スケジュール:  第30回人間ネットワーク開催要項 (PDFファイル 443KB)

○ 研修テーマ : 『 大学の使命 』
               前回第29回で提起された「大学職員道」に則り、大学職員のありかたを自律的に考える。

○ 基 調 講 演 : 「 学士課程答申以降の大学改革に果たす職員の役割 」 ( 仮題 )
               川嶋 太津夫 氏(神戸大学大学教育推進機構教授)

○ 班 別 討 議 : 基調講演に関連する複数のテーマについて、班別にて議論します。
参加者各々が持つ「こだわり」や「悩み」などを話し合い、皆さんがこれまで果たしてきた役割や、これから果たし
たい役割など、参加者各々の足跡や未来予想図を自由に語っていただく場にしたいと考えています。


○ 前 回 趣 旨 < 参 考 > :
 プロフェッショナルには「道」があります。では、大学職員を極めるには、どのような「道」があるのでしょうか?
昨今、大学職員を第一志望に就職活動に望む学生が増えてきている、と言われていますが、何をもってプロフ
ェッショナルとするのか、これから大学職員を目指す学生にも夢を語ることが必要かもしれません。所属部署や
業務内容にかかわらず「大学人」として個人が集うという会の特性、そして、本会設置の理念でもある「サロン的
に気兼ねなく話せる」、という環境を提供することを通じて、参加者自らが「大学職員道」について思いを巡らす会
にしたいと考えています。

○ 参 加 申 込 : 
   こちらのフォームよりお申し込みください。

○ 参 加 費 :
    ■研修会 :
     会  員         無料
     一般参加(会員以外) 1,500円
    ■情報交換会 :
      会員、一般共     6,000円




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投稿者 : admin 投稿日時: 2013-05-19 (2479 ヒット)
【人間ネットワーク】

 第29回私立大学職員『人間ネットワーク』は、平成24年11月24日、愛知県春日井市にある中部大学リサーチセンター大会議室において開催されました。
 今回のテーマは「大学の使命」の第2弾。「大学を変える、職員が変える」を小テーマに、23の大学等から32名の参加者を持って、職員のどのような学びをもって大学を変えていけばいいのかを中心に基調講演、グループディスカッションを展開しました。
 開会に先立ち、20名前後の参加者により中部大学民族資料館を中心にキャンパスツアーが行われました。
 更に、会員による総会が行われ、次回大会会場校として、追手門学院大学で実施すること、会長の任期中における開催テーマを、「大学の使命」としたいという提案、及び会計報告が満場一致で承認されました。

■基調講演:京都大学 中元 崇 氏「大学職員が『学ぶ』ということ−大学院とSD−」

 司会進行本会事務局長 関川 歩(新潟国際情報大学)の開会宣言に始まり、本会会長 岸部 亨(明星大学)の挨拶、及び中部大学事務局次長の川尻則夫様からのご挨拶によって開会されました。基調講演をいただく講師の中元氏が紹介され、以下の概要のとおり講演が始まりました。 <講演の資料あり>


【概要】
 大学職員道という観点から道を考えると、元々道があるわけではなく、歩く人が多くなればなるほどそれが道になってくるということがわかります。ただその道にも難易度や、内容の違うものがあり、特に昔と現在を比較した場合、大学職員の道を考えると大きな違いに気づくでしょう。
 大学職員が「学ぶ」前に、“おとな”が学ぶスタイルを整理してみるとその特徴として、学ぶ目的が明瞭であるものの、環境的、時間的な制約があるのが特徴であることに気づきます。そのほとんどが教育機関を利用しない学びであるものの、最近では大学院という場を利用した機会が増えてきており、学びやすい環境になってきていることが挙げられました。しかし大学院に進学する最も多い理由が、学習に対する内的動機付けであるとの調査事例が紹介されました。
 何故大学職員が「学ぶ」必要があるのかという課題については、従来型の「持ち合わせているスキル」+「OJT」では絶えざる課題の解決を成すことができずに、追いつかなくなってきているからという実態があります。知識基盤社会の到来に伴い、そのモードが、受身でOKという「OJT」至上主義から、絶えざる課題の解決に着手するスタイル(Off-JTや自己啓発)が問われる時代に変わってきた為なのでしょう。

 大学職員が何を「学ぶ」べきかは、課題解決の方法として「K:勘」「K:経験」「D:度胸」が必要であることも然ることながら、シングルループ学習では限界となってきており、持論を一度捨て、再構築するダブルループ学習が必要です。一層流動的で複雑化した先行き不透明な時代、全く新しい状況、絶え間なく発生する問題については、
  問題把握 → 課題設定 → 政策・企画立案 → 提案・合意形成・実施
という勝利の方程式が必要ではあるが、このプロセスに対し、大学院での教育内容とが親和性が高いことがわかります。アウトプットそのものが政策立案過程とリンクしたり、修士論文が自大学の政策に直結させることができるからです。
 また大学行政管理学会専門職養成カリキュラム開発プロジェクト(2000.p.50)出典から、大学院を目指す理由を5点取り上げられます。
  1.学位が要求していることは知識を集積することよりもアカデミックな研究の基本コンセプトや方法論を学ぶこと
  2.大学史、大学論というものは大学院レベルの研究課題としてある程度体系的に学ぶべき
  3.いくつかの分野にわたって横断的かつ専門的な学習が必要
  4.貴重なネットワークづくり
  5.教員と職員がある程度同じ土俵で議論できるようになるうえで、職員が大学院レベルの教育歴があることは不可欠とまでは言えないが、社会的ステータスの観点からきわめて有効

 最後に、大学職員は大学院でどのように「学ぶ」のか、についてご自身の経験も踏まえ、大学院課程のカリキュラム事例等解説がなされました。特に修士論文の水準として、「書きたいこと・やりたいこと」をもって入学したとしても、それだけでは論文にならない、「できること」と「社会的意味・学問的意味」とのバランスがとれた重なりを焦点に目指さないといけないと補足されました。
 大学院で学ぶには、実際の現場と大学院の関連・連携、個人のキャリア志向と組織としての人材育成の方向性とのギャップに課題が残るため、それら課題を踏まえた上での「学び」にチャレンジしてみてはどうか、と締めくくられました。

  中元氏の資料はこちら (PDFファイル 1.98MB)



■グループディスカッション:ファシリテーター 村山孝道氏(京都文教大学)


 基調講演の後、小休止を挟み、班別討議の方法について本会副会長 村山 孝道(京都文教大学)から説明がなされた。5班に分かれ、いずれかのテーマにて討議しました。
  1班:自己の学びや成長を職場に生かす
  2班:大学職員としての職能開発の推進
  3班:学生の伸び代を大学職員が最大限に引き伸ばす
  4班:大学職員の手で活気あふれる能動的な組織を作る
 「大学職員が社会から評価され、各人の特性を活かせる職業になるにはどうしたら良いか」、を基本に、村山氏が作成した目標シートを使い、アクションプラン作りを行いました。ワークシートには、遠くのゴールイメージの「目的」、そのための成功基準となる「目標」、実際の行動につなげるための「活動・方法」を段階的に記入し、各グループ、制度や風土作り・コミュニケーション作りなどをどうしたらいいのか活発に意見を出しあうことが出来ました。
 班別討議が終了し、各班から討議内容発表がなされ、中元氏からは、道を極めて行き着くことも重要ではあるが、その過程こそ大事にしていってはどうか、との総評がなされました。

■次回へ向けて:「職員道とは」


 最後に本会副会長 竹山優子(筑紫女学園)より、大学職員道としては各々の職員がそれぞれキャリアプランを持ちそれぞれの「道」として極めていくこと、また管理職等上級職の観点として、キャリア形成をしていく「学ぶ」職員を理解しフォローしていくことが「道」として肝要である、との総括がなされました。引き続き、本会理事長 水谷 俊之(佛教大学)から、配付資料である『大学職員道』の歩み について解説があり、今回「大学の使命」としての大学職員の道がさらに明確に確信されました。

 終了後、場所を懇親会場、春日井駅前の「末広」に移し情報交換の場が本会水谷理事長、川尻事務局次長、と挨拶が続き、本会東海部会長大倉正次(東海大学)より本会東海部会が発足した旨会場にて報告がなされました。
 情報交換が和やかなムードで続く中時間が瞬く間に過ぎ、恒例の自己紹介がなされ、最後は本会京都・大阪部会長 石橋 靖弘(常翔学園)より次回追手門学院大学での開催案内、本会副理事長 鈴木 悟(東海大学)の人間ネットワーク7本締めで括られました。

 翌日のオプショナルツアーでは、世界最大級のプラネタリウムを有志で見学しました。その為に早朝5時台より発券の為に並ばれた 本会副理事長 原田 望(金城学院大学)、本会東海部会長 市原 幸造(中部大学)両氏に心より御礼を申し上げます。


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