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 「人間ネットワーク」
 事務局 下山 貴宏
 (大阪樟蔭女子大学)
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【人間ネットワーク】
【人間ネットワーク】 : 第37回人間ネットワーク開催報告【11/26 福岡】
投稿者 : admin 投稿日時: 2017-01-01 (1012 ヒット)
【人間ネットワーク】


 第37回大学職員人間ネットワークは、太宰府天満宮で有名な福岡県太宰府市にある筑紫女学園大学を会場として開催されました。「本物の職員力―SDの義務化、その背景とこれからの職員論―」のテーマのもと、九州のみならず遠くは東京からの45名の参加者で、有意義な時間を共有しました。


1.キャンパス・ツアー【学生視点で説明】

 今回は本会初の学生のみのアテンドによるキャンパス・ツアーとなりました。筑紫女学園大学学生、LCスタッフの石橋さん野村さんのお二人は、少し緊張しながらも元気な自己紹介から案内を始めました。国際交流センターの次に案内されたのは礼拝堂。阿弥陀如来像があり荘厳な雰囲気でした。その後、ピアノ練習室、相談室・保健室・障がい学生支援室を見学したところで学内の森の中にあるBBQ場到着です。筑紫女学園大学の職員、学生の皆様がBBQ場で手作りした鶏団子串やシチュー、トーストなど、参加者はこの温かいおもてなしに感動しながらおいしい昼食を堪能しました。昼食後には引き続き模擬保育室(ミトラの広場)を見学後8号館に移動。通称お姫様階段と呼ばれ広報誌等の撮影スポットになっている正面階段を上がった8号館の図書館は「静の図書館」と呼ばれ、学生が静かに図書を読んだり勉強できる雰囲気になっていました。教務課、進路支援課等が並ぶ事務局を通り、最後にお茶室、テニスコートを見学して受付のあるCJ COMMONSに帰ってきました。石橋さん、野村さんの学生目線のユニークで楽しいアテンド中、参加教職員は気軽に学生生活について質問を投げかけたりしながら、笑いの絶えない有意義な時間を過ごしました。


     

     



2.基調講演【篠田道夫氏「SDの義務化、その背景とこれからの職員論」】

 キャンパス・ツアーを終えた参加者は基調講演会場である1203教室へ移動。副会長の岸部亨氏の司会のもと、本会会長であり会場校のお世話をしてくださった竹山優子氏からの代表挨拶が行われた後、桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科教授で「職員論」の大家、篠田道夫先生による基調講演です。今回の開催テーマ「本物の職員力」に相応しい大学職員論の第一人者である篠田先生からは、「SDの義務化、その背景とこれからの職員論」を演題として、多くの資料を示していただきながら講演をいただきました。


 ◇講演内容より◇

 第1に、学校教育法の改正によって学長権限強化、教授会の役割の明確化など大学の運営が変化しているが、大学の成果(定員充足率、中退率…等)に注目した場合、成果が上がっているのは実効性のある中長期計画をやっている大学であり、この中長期計画を着実に実行するPDCAを機能させることが大事である。学内のあらゆる部署におり、各種データや学生の実態、情報を把握できる立場である大学職員が既存のルーチン業務のみならず、新たなチャレンジに向けた実行主体とならなければ大学は現状維持しかできない。そのためには大学職員は勉強して企画・実行・評価のできる「戦略スタッフ」になることが必要である。


 第2に、平成28年3月31日に公布された学校教育法施行規則の改正に伴い、大学は3つポリシー(DP、CP、AP)を公表することが求められるが、3つのポリシーを作成することが目的ではなく、3つのポリシーに基づいて教学運営を実行し評価する教学部門のPDCA=内部質保証の確立が大学に求められている。このためには職員の専門的な能力が求められる。これこそがSD義務化の要である。

 第3に、中央教育審議会大学教育部会の議論についての説明。部会では専門的職員の配置について議論が集中したが、専門的職員は外部人材を登用しただけでは不十分で、特定分野の専門家に加え学内事情に精通した現場の職員の両方がいなければ教学改革はできない。
 最後に、篠田先生からは教学マネジメントを遂行する大学職員育成について研修、人事制度を育成型にすべきであると述べられ、これからの大学職員の活躍に対する期待、激励をいただきました。篠田先生のご講演は大学職員として40年以上の経験に基づくものであり、我々大学職員として進むべき道を的確に示していただけたと思います。


3.グループディスカッション【ラーニングコモンズでの「動」の交流】

 篠田先生のご講演の後は、会場を「動の図書館」であるCJ COMMONSに移し、グループディスカッションです。まず、参加者は4人ずつのグループに分かれ、SDの現状と課題について各自の意見を述べました。その後、PREP法を用いて改めて意見を述べることになりました。PREP法というのは、POINT、REASON、EXAMPLE、POINTの頭文字をとったもので、,泙嵯誅世鮟劼戞↓△修陵由を説明し、6饌療な事例をあげ、ず埜紊鵬めて結論を述べる、というビジネスシーンで用いられる文章構成方法です。これにより参加者は互いの意見をよりよく理解することができました。各自の意見を理解した後は、SDに関する現状と課題について、改善のための政策の段階化(3段階)を踏まえて、ゴールの姿<命題>(職員の力が伸びている。発揮されている。発揮しようとしている人が支援されている。)に向けて各グループの意見を模造紙にまとめました。参加者全員で各グループの成果を見ながら意見交換を行い、篠田先生からもコメントをいただきました。最後に参加者全員で礼拝堂に移動し記念撮影をしてプログラムを終了しました。


               

               

     

     

     



4.情報交換会【真の情報は、人的ネットワークから】

 プログラム終了後は、会場を「二日市温泉大観荘」に移しての情報交換会です。人間ネットワークは従来の情報提供型の研修会ではなく、参加者の相互理解を深めることに重きをおくサロン的コミュニケーションを大切にしています。その点から、昼間の研修会と同様に情報交換会、研修会の翌日に行われるオプショナルツアーも大切なプログラムになります。今回は、会場と宿泊先が温泉旅館という初の試みで情報交換会開始前に多くの参加者が柔らかな二日市の温泉を堪能しました。
 人間ネットワーク理事長の西氏の挨拶、初代理事長で顧問の齋藤氏の乾杯の発声で情報交換会がスタートしました。昼間のグループディスカッションで互いに打ち解けあった参加者は美味しい料理、お酒を囲みながら業務上の課題や大学職員としての悩みなど、自由に会話を楽しみます。気兼ねなく話ができるのも様々な世代の職員が集まり、上の世代の方々が積極的に話しかけてくれる本ネットワークの特徴で、初めての参加者も終始笑顔でした。各参加者の紹介やじゃんけん大会などもはさみ、あっという間に恒例の「人間ネットワーク5本締め」で情報交換会が終了しました。2次会は一つの部屋に集い、参加者持ちよりの各地のつまみを囲みながら、深夜まで交流を深める一日となりました。

   

      
      



5.オプショナルツアー【水郷「柳川」】

 翌日は西鉄の観光電車「水都」に乗車し少し南下。北原白秋のゆかりの地、柳川の散策です。川下りを始めたところ、それまで強く降り続いていた雨がうそのようにぴたりと止み、貸し切り舟は17歳の船頭さんの案内に耳を傾けながら笑いの絶えない楽しいひと時を過ごしました。下船後、柳川のお堀を眺めながら名物うなぎのせいろ蒸しに舌鼓を打ち、水郷柳川を心ゆくまで満喫しました。
 全国に散らばる会員の会場校や、会場校近辺の地を直接参加者とともに訪れ、人と場所とのコミュニケーションを愉しめる本会。今大会もまた最後まで、深い交流を造り上げることができました。

      


   



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 篠田道夫先生をお迎えして、SD義務化を前に「本物の職員力」について改めて参加者とともに向き合った今大会。今後さらに大学職員人間ネットワークが、全国各地で楽しみながら活躍できる大学人の活動に寄与することを願っています。
 次回の大会は東海の地で行う予定です。たくさんの方々との交流を楽しみにしています。



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