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2008-10-18 12:18 投稿者: 竹岡 修(佛教大学) (記事一覧) [ 8703hit ]
第17回人間ネットワーク【12月 福岡】開催報告

 平成18年12月2日(土)、九州産業大学を開催校として第17回の私立大学職員「人間ネットワーク」が開催されました。
 今回はメインテーマを「これからの大学職員像を考える」とし、キャリア・デベロップメント研究所主宰の園田博美氏を講師に迎え、“昨今の学生がどんな職員を求めているのか”といった切り口から求められる大学職員のコミュニケーションスキルについての講演がありました。続いての班別討議では、「これからの大学職員に求められる資質とは」を中心として、各班とも闊達な論議を行いながらの研修を進めていきました。
 開会に先立って、会場である九州産業大学のキャンパスの見学を行いました。
 開催にあたり、本会の齋藤聡理事長・海老原直人会長より開催の挨拶と幹事校を代表して桑村和幸九州産業大学事務局長よりのご挨拶があり、いよいよ第17回「人間ネットワーク」が始まりました。今回の第1部の研修会には会員28名、一般19名の計47名の参加者で行われました。
 齋藤理事長の挨拶の中で、平成20年の本会創立10周年記念大会を発祥地である浜松で行うことが述べられ、本会のますますの充実を印象付ける挨拶でした。
 今回のテーマに関する問題提起として、キャリア・デベロップメント研究所主宰の園田博美氏による「これからの大学職員像を考える〜学生の未来と向き合う〜」という演題での基調講演がありました。
 園田氏はキャリアコンサルタントとして若年者〜中高年の求職支援、内定者講習会、企業の人財育成の講師として活躍中の方で、高校、短・大学、専門学校での内定者向けビジネスマナーなどのセミナーや、求職活動中の若年者への個別カウンセリングなどの活動もされています。今回の講演では、現在行っておられる就職支援の中で実際に体験されている昨今の学生気質から見た「学生がどんな職員を求めているのか」といった興味深い話が、参加者の目を輝かせました。
 園田氏の講演のポイントは大きく分けて3つありました。
 まず始めに、昨今の学生の気質について触れ、次いでコミュニケーションの手法、そして職場における「組織と個人」の関係を整理して分析する。といった内容で構成されていました。
 最初の「昨今の学生の気質」では、インターネットの普及の功罪へ話が言及し、「今は何でもインターネットで情報を獲得することができる。このことがかえって学生の見聞を狭めている。」、「実際に足を運んで自身の目で確かめることの大切さ」といった話がなされ、まさに本会の「IT化の時代だからこそ、人と人とのつながり、 face-to-face の重要性」に合致した提言であり、本会の存在自体が 「これからの大学職員像を考える」というテーマの答えのひとつであることを、自然と意識させるような内容でした。
 また、インターネットの普及で情報過多になっている現状では、「選択」・「判断」といったことへのサポート(経験値のある職員による)が不可欠となってくることから、学生とのコミュニケーションスキル(カウンセリング・マインド)が大学職員の資質として重要な要素となってくることもお話されました。
 その中で、園田氏は「最近の少子化により、各大学の経営戦略として企業の戦略手法や用語が用いられているようであるが、学生のことを顧客として位置づけての発言には違和感を覚える。」と発言されました。このことは比喩として使われていることは理解できるが、もし本当に顧客として対応するようであれば、社会人としては未完成な学生を、社会に送り出すべく大学の学生支援(どの様な付加価値を与えるか)が疑問視されるというものでありました。つまり、「だめなときはだめ、失敗したときはその失敗を正す。」という教育的指導があってこその学生支援であり、また、求められるがままのサービス思考を連想させる「顧客」という言葉に違和感を覚えるというものでありました。そこで園田氏は「顧客」と言うより「後輩」として見る、如いては「応援団」として学生を支援するという思考の必要性を強調され、これからの大学職員に求められる姿のひとつとして、学生にとって「何でも相談できる先輩(人生の先輩)であり、自分のことを導いてくれる応援団的存在」であってほしいというものでした。学生は答えを求めてきますが、答えを導くような指導が必要。そのためには、学生と積極的にコミュニケーションを行う姿勢も重要であり、例えば「学内で学生と挨拶のできない職員であってほしくない」ということも話されました。確かに自大学のキャンパス内での日常を思い返すと、すれ違った学生に「おはよう」・「さようなら」等と声をかけることが少ないことへの反省を感じざるをえません。故にコミュニケーションスキルが大学職員の資質として重要な要素であることは言われるまでもありませんが、解っていても「できていない」・「できない」または「できているつもりになっている」というのが大半なのかもしれません。
 そこでカウンセリング・マインドについての解説がなされ、大切なことは「傾聴姿勢」であることとし、カウンセリング・マインドには機ァ峩Υ凝理解」、供ァ崋容」、という2つの要素があることを説明され、「共感的理解」にも 峪実理解」と◆峇蕎靈解、心情理解」があることを説明されました。
 「共感的理解」は相手(話し手)が話す言葉の事実を事実として聞き手が正しく理解していると相手に認識させ、次いでその事実に対して相手の感情・心情がどのようなものなのか(是なのか否なのか)を聞き手が正しく理解していることを相手に認識させるということだそうです。
 そして理解した相手の言葉に対して、初期の段階では攻撃的な反論(例え自身の感情とは異なる意見であったとしても)は控え、相手の意見を受け入れるという「受容」が必要であると説明されました。
 そしてカウンセリング・マインドの手法としてはア ) 相手の言葉を繰り返す、イ ) 相手の言葉を言い換える、ウ ) 相手の言葉を要約する。という3点に上手な質問を加えることで相手との信頼関係を積み上げていくことが可能となる旨の説明がありました。
 最後に職場内におけるー分が職場でやりたいこと(WANT)、⊆分が組織でしなければならないこと(MUST)、自分が組織でできること(CAN)、の3点からの公約数の範囲を見極め、次いで組織が自分にさせたいことを理解することを加え、自分と組織の関係を整理することで、自身が携わる仕事の展望や未来予想図を描くことが重要であることが説明されました。このことは、大学職員として如何に職場の状況を客観的に理解できているか?についての方法論であり、このような方法を用いることで「ビジネス感覚を常に研ぎ澄ましていくことが必要である」という提言と受け止めましたが、時間の関係でこの内容は参考までということで講演が終了しました。
 園田氏の流暢な講演により、参加者も一様に聞き入り、1時間の講演もあっという間に終わってしまったというのが実感でした。
 以上のような講演の内容に関して、参加者から多くの質問を受けたいところではありましたが、残念ながら園田氏の時間の関係上1点の質問で質疑応答を終えました。言うまでもありませんが、講演の内容が後の班別討議における貴重な情報として参加者個々が触発されたことは間違いありません。
 休憩を挿んで、班別の討議を行いました。
 各班で「これからの大学職員像を考える」というテーマに則して討議が行われましたが、討議を行うにあたっては、「これからの大学職員像」という論点について、組織の一員としての職員像と個人資質としての職員像の2方向から討議が行えるような参考資料が配付されました。
 討議の中身では、昨今言われる「ゼネラリスト(総合職)」と「スペシャリスト(専門職)」についての論や、人事考課に関する取り組み事例の現状が報告されると同時に、参加者個々が考えるこれからの大学職員像についての意見交換が活発に行われました。
 そして班別討議の終了後に、各班の代表者による討議内容の報告や意見発表が行われました。
 「異なる大学」、「異なる身分」、「異なる年齢」の参加者が、互いに本音を語った一時でした。
 その後総会が開催され、執行部役員の人事、予算報告、平成19年度事業計画、10周年記念大会の運営についての審議が行われ、原案通り承認されました。
 第1部研修会の締め括りとして、村山孝道副会長より総括が行われた後、全員での記念写真を撮影し研修会を閉会しました。その後、幹事校の中村拓昭氏より事務連絡があり、いよいよ本会の本番である懇親会へと席を移しました。
 午後6時30分より会場を ホテルエクレール博多内 の パーティー会場 に移して、懇親会が実施されました。
 本会の設置の柱のひとつである「会員相互の親睦を深める」という目的に欠かす事のできない催し物ですので、参加者の期待もこのあたりから高まり、乾杯が待ちきれないといった雰囲気で最初から盛り上がっていました。
 まずは齋藤理事長からの挨拶があり、次に幹事校の九州産業大学産学連携支援室の 中尾和弘 室長より福岡にての開催を満喫していただきたいと、高らかな乾杯のご発声で宴が始まりました。宴の途中で参加者お一人ずつの自己紹介があり、発足当時からの会員の方やこの度入会された方、また初めてこの会に参加された方など、常連のお顔からフレッシュなお顔まで楽しいひとときが続きます。
 宴の中締めの前には海老原会長より次回幹事校の大正大学の紹介があり、上田忠憲氏より「次回東京でお待ちしております」とお招きの言葉を頂戴しました。
 楽しい宴も、恒例の閉め行事(5本閉め)で無事閉会となりましたが、そこは本会の本領で、懇親会より激しく楽しい懇親・親睦の2次会・3次会とまだまだ会員の皆様のアグレッシブな底なしのパワーの競演が続き夜は更けていきました。
 翌日はオプションとして、大宰府天満宮・九州国立博物館を見学するグループと、本年2月にご逝去されました本会会員の故平島英次氏の墓参のグループに分かれて行動しました。昼食を挿んで皆さん帰途につかれていきましたが、毎回この時の寂しさが夢のような時間から日常(現実)に戻っていく狭間であり、と同時に既に次回の再会を待ち望む瞬間でもあります。
 最後に、今回の幹事校である九州産業大学の皆様には、過分なご配慮とお取り計らいを賜りましたおかげで、このように盛会となりましたこと、とりわけ 中尾和弘 室長と中村拓昭様にはご苦労の意と感謝の念でいっぱいです。
 次回平成19年6月は、大正大学で第18回が開催されます。どうぞ皆様万障お繰り合わせのうえ、多数ご参加くださいますようお願いいたします。



平成18年12月  
私立大学職員「人間ネットワーク」編集  
九州産業大学
九州産業大学
基調講演をされる園田博美氏
基調講演をされる園田博美氏
参加者全員での集合写真
参加者全員での集合写真
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