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2008-10-18 12:18 投稿者: 竹岡 修(佛教大学) (記事一覧) [ 5292hit ]
第16回人間ネットワーク【6月 新潟】開催報告


 平成18年6月17日(土)、新潟国際情報大学を開催校として第16回の私立大学職員「人間ネットワーク」が開催されました。 今回はメインテーマを「地域の中の大学」とし、更に分科会形式で (1) 「大学の地域貢献、大学開放」、 (2) 「大学と企業(社会)の連携」、 (3) 「地域と学生の関わり」という部門を設定して、これからの大学と地域とのあり方や事例報告をもとに研修を行いました。
 開催にあたり、本会の齋藤聡理事長・海老原直人会長より開催の挨拶と幹事校を代表して田村孝平新潟国際情報大学事務局長よりのご挨拶があり、いよいよ新潟における初めての「人間ネットワーク」が始まりました。今回は会員27名、一般10名の計37名の参加者で行われました。
 開会に先立って、会場である新潟国際情報大学の新潟中央キャンパスの見学を行いました。この7階建てのサテライトキャンパスは元銀行であったという建物構造や立地条件を有効に活用しており、今回のテーマである「地域の中の大学」を討議するに相応しい会場であるといって過言ではありませんでした。
 今回はテーマに関する問題提起としてはじめに 愧楼茲涼罎梁膤悄戮亡悗垢觧例報告として東海大学の鈴木悟氏が、続いて◆愨膤惷軌蕕箸靴討痢屮ャリア形成」を目指して』と題して神奈川大学の井上道晴氏からの調査報告と提言がなされ、最後に『地域と学生』の事例報告として京都外国語大学の齋藤信夫氏より発表を行いました。
 まず始めの東海大学の鈴木悟氏による『地域の中の大学』に関する事例報告は、鈴木氏が勤務する東海大学海洋学部(静岡県)は駿河湾に面する三保半島に所在し、その学部が日本で唯一の海に関する総合学部である点を活かした、\験恭惱、地域活性化、キャリア教育、ぅ椒薀鵐謄ア活動といった点から現状の報告がなされました。
 まず,寮験恭惱については、静岡市や湘南校舎がある平塚市など、東海大学が所在する地方自治体と協定を締結し、講演会や科学実験会等を実施し、特に海洋学部では移動水族館(学生主催)や東海大学が所有する海洋実習船を活用して地域におけるリカレント教育の推進に一役かっているっている事例の報告がありました。△涼楼莖萓化では、「しみず七夕まつり」や「みなとまつり」といった地域イベントや、防災訓練へ大学として積極的に参加を行っていること。また委託研究や共同研究も地域活性化の一環として取り組んでいる事例の報告がありました。のキャリア教育では今年度より活動を開始した「チャレンジセンター」について報告があり、学生がプロジェクトを行うためには学部・学科を超えたスタッフで目標を持った活動を行うものとして、レースに参加する場合の例をあげ、車両の開発・製造は工学部、予算管理は政治経済学部、協力企業との交渉は経済学部、広報活動は文学部といった総合大学ならではのユニークな取り組み事例の報告を交えながら、社会(地域)のニーズに対応できる学生を養成するという大学の使命としての社会(地域)貢献を提唱され、ぅ椒薀鵐謄ア活動では、静岡という東海地震の脅威に直面する地域としての防災や災害に対するボランティアや海水浴場でのライフセービングクラブによる監視活動(救命救急活動の普及)、吹奏楽部や軽音楽部による施設慰問といった幅広い活動を通じて、マンパワーとしての学生による社会(地域)貢献のあり方が紹介されました。
 次に、『大学教育としての「キャリア形成」を目指して』と題して神奈川大学の井上道晴氏から以下のような発表がなされました。
 神奈川大学では数年前から自己点検評価や教育組織・教育のプログラムの改革が進められているが、その中で「自主学習と意欲」〜なぜ学年進行と共に「学習意欲が落ちるの」か?といった観点からカリキュラム改革や改組転換が行われてきたが、その関連として2006 年度より「キャリア形成」科目が新設された。
 本会でも3年前に「学生のキャリア形成について」の討論を行ったが、その中で「大学の存在目的そのものが学生キャリア形成である」という見解に至ったことを受けて、このことは大学教育における「キャリア形成」を考える際には 大変重要な指摘であり、よりこ の点を深化させるべきと考え、「大学生」の将来の見通しと学年差の文脈における「調査結果」を紹介し 『大学教育としての「キャリア形成」を目指して』の見解を発表されました。
 その中で井上氏は「大学生の自己と生き方」(溝上慎一編)第6章の「大学生の将来の見通しと適用との関連」(尾崎仁美著)を引用しながら、昨今の大学生は 70 %強が将来への見通しを有している。また 30 %弱の見通しを持たない学生にも「 見通しを積極的に求めている」者と「見通しを積極的に求めていない」者がほぼ半数づつ存在していることを示し、次に「自己意識研究の存在◆廖奮疆脹丹貶圈紡茖絃蓮崑膤慇犬砲ける将来の見通しの探求理由にみられる学年の文脈」( 尾崎仁美・溝上慎一著)から学生の学年差による文脈のカテゴリー分析として“将来の見通しを求める群”と“将来の見通しを求めない群”に分類し、更に“将来の見通しを求める群”の中にも「現在優勢」と「将来優勢」に分類されることや、また“将来の見通しを求めない群”の中にも「現在優勢」と「将来拒否」といった分類が存在することを紹介された。この2つの分析結果から、将来の見通しを持つ学生は学年差に関わらず見通しを持っており、見通しを持たない学生では将来に期待する学生と将来を否定的に捉える学生に分類することができる。このことから、将来展望の視点から学生の意識は3分類されることを前提に、「キャリア」を一般的に考えると「経歴」や「経験」といった時間的継続性をもった概念として捉えられているが、大学教育における「キャリア形成」とは個人が学習しその能力を作り上げていく「関連した学習経験の連鎖を通して形成していくこと」と捉える事ができ、こうした「キャリア形成」のプロセスを個人側から観て、“動機”・“価値観”・“能力”を自ら問いながら大学での教育を通して、自己形成を図っていくプロセスとして考えられてきた。このことから各大学において 職業観や就業観の涵養を目的としたキャリア科目の開設が実施または検討されているが、その中身が一般的・包括的なものであって良いのか?という問題提起として受け止めることができる発表であり、井上氏自身 “分析方法を各大学で、その大学の学生にあったものを開発し、キャリア・コーチングやカウンセリングに活用すべき”と締めくくられました。
 最後の発表は、京都外国語大学の齋藤信夫氏による『地域と学生』というテーマで学生という人的財産(マンパワー)を活用して地域に貢献するという観点を踏まえた事例紹介がありました。
 ひとつめは、京都外国語大学の地域貢献の事例を紹介され、もうひとつは、大学コンソーシアム京都の取り組みの中にある、「京都学生祭典」の事例報告でした。
 はじめの京都外国語大学における取組としての紹介は、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP)に採択された、“官学連携による観光振興 −多言語で京都を発信する−”にもふれながら地域活性化への貢献事例でした。
 なお取組内容としては、「京都は国宝・重要文化財の多くをかかえ、 歴史的にも海外の文物を積極的に取り入れて、これを練磨し熟成することにより、独自の優れた文化を創出し、現在も日本文化の中核であり続けている。 本学はその京都の観光振興の分野において、本学の教育・研究活動の目的を踏まえ、地元である京都市と連携協力するための協定を平成 16 年 6 月に締結した。この取組は、「文化の翻訳・翻案」という新たなコンセプトにより、多言語で京都を表象(新たな京都の創造)し、多様化した社会に供することによって地域への貢献を図ろうとするものである。
 具体的には、京都の文化と伝統を比較文化の視点から研究し、本学で開設している学科の7言語でその研究成果をまとめ蓄積し、多言語データベースを構築して情報を発信する。その他、観光案内機能の充実、海外からの観光客誘致、国際交流推進事業等の分野においても協力を行うことにより、京都の活性・発展に寄与するものである。」「(当日配布したパンフレット『官学連携による観光振興−多言語で京都を発信するー』より抜粋)」というもので、その主旨には 、 「学生の主体性を尊重し、学生に “ 学び ” の社会的使命を自覚させ、地域貢献活動に参加するやりがいと喜びを体験」を軸に据えられています。
 次に、大学コンソーシアム京都のプロジェクトとして、平成 17 年 10 月に開催された「第3回京都学生祭典」のパンフレットを基に、大学のまち京都のプロジェクト事例が紹介されました。このプロジェクトは京都府・京都市・京都商工会議所・京都経済同友会・大学コンソーシアム京都・京都学生祭典企画検討委員会代表・京都学生祭典実行委員会代表によって構成され、更に平安神宮・京都経営者協会・社団法人京都工業会が特別協力を行い、後援には京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都青年会議所・京都市観光協会・京都新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞社・産経新聞社・日本経済新聞社・NHK京都・KBS京都・毎日放送・朝日放送・関西テレビ放送・読売テレビ放送・近畿日本鉄道・京阪電気鉄道・阪急電鉄等からなり、京都3大祭り(葵祭り・祇園祭り・時代祭り)に匹敵する規模と組織であり、平成の京都の一大イベントとして開催されている。そしてこのイベントが京都の大学に通う全ての“学生の・学生による・学生のための”の祭りであることが注目すべき点であることが紹介されました。
 これだけの産・官(公)・学によるプロジェクトだけに失敗はゆるされないというプレッシャーがふつうは横たわるものであるが、学生のパワーは強くそして積極的なものであることから、支持母体の大きさをより大きな励みとして成功に導いているとし、地域の活性化を目指した行政が学生という人的財産を有効に活用した事例であると齋藤氏は報告されました。
 また齋藤氏は「若者の人間力を高めるための国民運動」の資料を交え「人間力」というキーワードについても触れながら、地域における学生貢献というテーマへの検討材料を提供いただきました。
 3氏からの発表は以上のような内容でありましたが、それとは別に提供資料として、大正大学の「人間学部NCC(ネクストコミュニティーコース)」の資料もありましたので、以下の内容はその資料からの概要を本会が編集しております。
 東海大学や大正大学、京都外国語大学の事例は、大学という教育研究機関が教育プログラムいう教育課程の中で地域と連携し学生を育てることを目指した内容であり、「京都学生祭典」のように学生のパワーを活用して地域を活性化されるという仕組みもあるということが今回の発表・報告から理解することができました。そして、地域に貢献できる活力ある人材の育成のためには「その大学の学生にあったものを開発」する、いわゆる「キャリア開発の個性化」も重要な要素であることが解った研修提起でした。
 3氏の発表内容は、 1) 鈴木氏は「地域の中の大学」というテーマで東海大学の事例を総論的に発表されています。 2) 井上氏は広義的に地域に貢献する人材の育成を「キャリア開発の個性化」という内容で提起されました。 3) 齋藤氏はその育成課程にある人材をどのように地域で活用するかという視点での事例報告をされました。これを受けて司会より以上の内容に関していろいろ参加者からの質問も受けたいところでしたが、時間の関係上質問が受けられず事例発表は終わりましたが、後のグループ討議における貴重な情報として参加者が触発されたことは言うまでもありませんでした。
 休憩を挿んで、分科会を行い (1) 「大学の地域貢献、大学開放」、 (2) 「大学と企業(社会)の連携」、 (3) 「地域と学生の関わり」についてグループ別の討議を行いました。
 各グループでは分科会のテーマに沿った討議が行われましたが、各グループにおいて、所属大学における「地域の中の大学」に関わる取り組み事例の現状が報告されると同時に、問題点の提示や、何が問題なのかについての論議が展開されました。
 また、グループ討議の終了後には各グループの代表者より、討議内容の報告や意見発表が行われました。
 第1部研修会の締め括りとして、村山孝道副会長より総括が行われ、「仲良く楽しいネットワーク」であり続けることを宣言し閉会しました。
 その後、幹事校の関川歩氏より事務連絡があり、いよいよ本会の本番である懇親会へと席を移しました。
 午後6時より会場をホテル新潟のパーティー会場に移して、懇親会が実施されました。
 本会の設置の柱のひとつである「会員相互の親睦を深める」という目的に欠かす事のできない催し物ですので、参加者の期待もこのあたりから高まり、乾杯が待ちきれないといった雰囲気で最初から盛り上がっていました。
 まずは齋藤理事長からの挨拶があり、平成 20 年が本会の創立 10 周年にあたることから、第 20 回を記念大会として催すことが発表されそのための大会実行委員会を設置することや委員長には鈴木悟副理事長が理事会・執行部・議長団合同会議の席で選任されたことが報告されました。
 次に、田村孝平新潟国際情報大学事務局長より新潟にての開催を満喫していただきたいとのお話を頂戴し、引続き松尾徹二議長より今回も大変有意義な会であったことや、先月( 5 月 27 日)に九州部会も発足し益々本会が充実発展してきていることをお話されました。
 そして会員を代表して高村麻実氏の高らかな乾杯の発声により宴が始まりました。宴の途中で参加者お一人ずつの自己紹介があり、発足当時からの会員の方やこの度入会された方、また初めてこの会に参加された方など、常連のお顔からフレッシュなお顔まで楽しいひとときが続きます。
 宴の中締めの前には海老原直人会長より次回幹事校の九州産業大学の紹介があり、中村拓昭氏より「次回福岡でお待ちしております」とお招きの言葉を頂戴しました。
 楽しい宴も、恒例の閉め行事(5本閉め)で無事閉会となりましたが、そこは本会の本領で、懇親会より激しく楽しい懇親・親睦の2次会・3次会とまだまだ会員の皆様のアグレッシブな底なしのパワーの競演が続き夜は更けていきました。
 翌日はオプションとして、新潟国際情報大学の本キャンパスの見学を行い、昼食を挿んで皆さん帰途につかれていきましたが、毎回この時の寂しさが夢のような時間から日常(現実)に戻っていく狭間であり、と同時に既に次回の再会を待ち望む瞬間でもあります。
 最後に、今回の幹事校である新潟国際情報大学の皆様には、過分なご配慮とお取り計らいを賜りましたおかげで、このように盛会となりましたこと、とりわけ関川様、小見様にはご苦労の意と感謝の念でいっぱいです。
 次回12月は、九州産業大学で第17回が開催されます。どうぞ皆様万障お繰り合わせのうえ、多数ご参加くださいますようお願いいたします。


平成18年7月  
私立大学職員「人間ネットワーク」編集  
新潟国際情報大学
新潟国際情報大学
グループ討議の模様(1)
グループ討議の模様(1)
グループ討議の模様(2)
グループ討議の模様(2)
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