挨拶

 

 

 

        西 直美
             (熊本学園大学)
 

大学職員の元気の素

私の所属する大学は九州の熊本県にあります。
地方では、大学を取巻く状況に関する様々な情報に直に接する機会は、関東・関西と同様だろうかと、
日々メールで頻繁に届く講演会や研究会の案内を見るたびに考えます。
そして、九州の学生を取巻く環境は、関東・関西の学生の状況と同様だろうかと。
様々なことが、同じか異なるかは聞いてみないと解りません。
同じ地方でも大学によって異なることが多くあります。

誰に聞きますか。
聞ける人がいますか。

日本のどこの大学に所属していても、私達は大学職員です。
日本の若者を育成するという使命を持った大学の職員です。
日本のどの大学に通っていても学生は学生です。
どのように育てますか。
時代が変わると求められるものも変わります。今はその転換期の真っただ中にあります。
予測困難な将来に向けて、どのように変わっていきますか。

個々の大学がそれぞれの個性と特色に応じて、学生を育てています。
日本中の仲間と切磋琢磨しながら、学生を育てましょう。
大学職員が元気であれば、大学が元気、学生が元気です。

大学職員「人間ネットワーク」は大学職員の元気の素です。
 

 

 

 

        簗瀬 洋一郎
              (中京学院大学)
 

「人間ネットワーク」で得られるもの

激烈なる環境変化にさらされている高等教育の中で、私は彷徨っていました。
学生に対してどのような教育環境を整えれば、より成長を促せるのか。
教員として、教育と研究のバランスをどうとっていくべきか。
職員として同僚とどのようにして協同していくべきか。
大学としての生存競争を考えたとき、どのような意思決定をするべきか。
各所で催されていた研修会、勉強会に参加させてもらい、その中で出会ったのが「人間ネットワーク」でした。
この会に参加されている方々は、現状に対して満足していない、アツイ情熱を持って見える方が大勢いらっしゃいます。
そんな方々と、アカデミックな話題から仕事の中でのお悩み相談まで、本音で話をする中で、私は居心地の良さを感じて、今に至ります。
この会を通じてつながりの輪は、全国に広がりました。困ったときには、連絡をして、助けてもらうこともしばしばです。
そんな会ですが、20数年前の設立時から、老若男女・職位の壁を問わず、サロン的な雰囲気が継承されてきたことが、特長となっています。
それが、この居心地の良さなのでしょう。
参加されることで、きっと、同じような想いを抱えた仲間と出会えることと思います。
あなたも、一緒に活動しませんか?
 

 

 





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